ESEブログ

似非SEが書くブログ。

お盆なのでベタに帰省してみる

今年は11日が休みの日で休みということもあり、12日に有給を取得して連休にしてやりました。私の地元はめちゃくちゃな田舎であり、あるのは山と海という大自然のみです。長らく都会暮らしをしているため、どうしても田舎の何もなさが退屈に思えてしまう。まぁまぁな大人になっても、やっぱりスローライフがいいなぁとは心から思えない自分がそこにいるのである。地元が嫌いなわけじゃないし、田舎を否定しているわけでもないのだが、何か物足りない気がするのは否めない。自分の生まれ育った地元。豊かな自然と澄んだ空気に囲まれて育った。都会に出たあとにわかったが、そのような環境がどれほど貴重でかけがえのないものなのかということを。でも、まだ都会に染まりたいし、遊びたい自分がいる。田舎は好きだが、まだ今は時たま帰るくらいがちょうどいい。いつかは地元に恩返ししたいし、両親にも死ぬほど恩返ししたいと思う。ソフトウェアの業界で働いているので、何かウェブサービスやソフトを通して地元に貢献出来ないかと最近強く思いはじめた。親父が自営をやっているが、私はその後を継げそうにない。親父は継いで欲しそうだが、私はこのWebと近い環境にまだ身を置いていたいという思いがある。しかし、親父と全く同じことをしなくても、何らかの形で親父のあとを継げないだろうかと模索し始めている。田舎とはいえ、インターネットは可能だ。親父がやっているのはハード的な技術職であり、私はソフト的な技術職である。しかし、田舎の牌で仕事をしている側面が強く、その点ではWebやソフトのメリットを最大限に活かしにくい気もしている。何かいい方法はないのだろうか。実家にて、ビールを片手にこんな思いがぐるぐる今の私を巡っている。帰省は自分を見つめなおすいいきっかけになるのかもしれないと思う。そういった意味で、帰省することはすごく自分にとってプラスになると思う。仏様をお迎えし、お送りする。そんな中で本来の自分の考えと出会い、その乖離を認識し、これからどう調整していけばいいのかということに思いを馳せる。ビールがいつもよりうまい。不思議なことに酔っ払いはしない。すごく冷静だ。田舎で虫の音を聞きながら、気持よく眠りにおちることができるだろう。