ESEブログ

似非SEが書くブログ。

「君の名は」を見てきた

願いって強く思えば叶うものなんですね。

たかが映画見るだけのことなんですけども、どうも一人で行く勇気がなく、知り合いのスケジュールが空いたとので一緒に見に行ってきました。

久しぶりの映画館。実は2時間近くも動かずに座り続けるということが苦痛な僕なんですけど、今回は仕方ない。

映画が始まってから終わるまでの約2時間、座り続ける苦痛を感じる間もなく終わってしまいました。

これまでの新海誠監督の作品を見てきている人なら、あぁ新海誠だ、と納得するような映画ではないでしょうか。「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」などを想像すると大体わかるかと思います。基本的に絵が美しく、男女の切ない恋愛、そして青春が絡んでいます。この点は全てに共通していますね。

この記事で詳しく書いてしまうとネタバレしてしまい、これから観覧する人や今後DVDでの観覧を期待している人の想像力や楽しみを奪ってしまうことになりかねないのでストーリーの詳細は書きませんが、感想として一言で言うと「これまでの新海誠作品の中では間違いなくNo.1」ですかね。

これまではショートムービーが多かったせいなのかもしれませんが、ストーリはよく考えられており、思春期の男女の心模様をとにかくうまく描けている作品ではないでしょうか。映画冒頭で瀧と三葉の体が入れ替わってしまうというベタなストーリーかと思わせておきながら、時間軸がずれてストーリーが進んでいくという構成には感動しました。(やべ、軽くネタバレ書いてもうた)また、挿入歌を流すタイミングも計算され尽くしている感がありました。(なんでこんなに映像にマッチした音楽を作れれるんだろうRADWIMPSよ。そしてRADをチョイスできる新海誠は天才かよ)音楽と映像って、使うタイミングを間違わなければここまで強く共鳴し合うのかと、その点においても感動させられました。

 

映画「君の名は」は、今年私が見た映画の中で最も強く印象に残った映画になっています。劇場で見てもいいと思いますしDVDが出てから家でゆっくり見るのもいいと思います。(2時間座るとケツが痛くなるしって方)

僕はどちらかといえば劇場で見た方がいいかなーとは思います。映画の要所要所で音楽とシンクロさせて初めて出来上がるシーンがあるので、その要所には、映画館のサラウンドと画面の大きさがあった方がより感動できるのでは?と思います。

 

ちなみにこの映画は一人で見るよりもやっぱ誰かと見に行った方がいいかなーなんて思いました。できるなら家族よりはカップルかなー。