ESEブログ

似非SEが書くブログ。

IT業界に就職した理由

似非SEがお送りしているこのブログですが、一応似非といいつつSEをやっています。ただ、まぁSEって何?ってゆう感じで、自分の中ではっきりとした定義がもてないまま肩書だけはSEとして仕事やってるってゆう感じです。なので、似非SEって名乗っています。

この業界で働いてる人って、大体プログラミングが好きとか、大学で理系の学部を卒業したからなんとなく流れてでみたいな人が多いと思います。(完全に個人的見解)SEを目指したい!私は要件定義がしたいんだ!みたいな野望で入ってくる人はすくないんじゃないかなーと思います。でもソフトが好きだとか、コンピュータサイエンスに興味があるとか、インターネットが好きだとか、そうゆう興味が、業界に入るきっかけになっていることも多いと思います。というかそうゆう理由が一般的だと思います。

私がIT業界を目指した理由は「ブラインドタッチしてる人がかっこよく見えた」からです。キーボードを見ずにスピーディーにキーボードを叩いている姿がすごくかっこよく見えたんですよね。

もう一つの理由は、映画ソードフィッシュを見て、パソコン使う人すげーしかっこいー!僕もハッカーになりたい!と思ったからです。

大体このような理由を言うと「え?」みたいな反応されます。特に1つ目の理由なんかは今まで共感してもらえたことがありません。恐らくキーボードを早く叩けるようになりたくてこの業界に入ってくる人なんて一握りくらいしかいないんじゃないでしょうか。いや、私以外いないかもしれません。ある意味選ばれた人ですよね。タッチタイピングの申し子ですね。お陰さまでタイピングは早くなりました。ブラインドタッチも業界に入って早々に身につけました。でも、その夢が叶ったとたんに私は目標を失ったんですよね。

そもそもキーボード早く叩けるようになって何がしたいんだと。そこから地獄のSE生活の始まりでした。業界に入った理由があまりに浅はか過ぎて、周りの人たちに置いてけぼりにされました。設計書を作ったり、プログラミングしたりといったことは特に視野にいれずにこの業界に入ってきたものですから、最初はその辺の作業スピードが爆発的に遅く、覚えも悪かったです。今でも早くないですけどね。

この記事で何が言いたいのか。

それは、「何かを始める時に、モチベーションとなる目標の選定は非常に大切だ」ということです。これは身を持って体験しました、素敵な人生勉強になりました。

今でこそ、一応要件定義や設計書づくり、プログラミング、お客さんとの折衝なんかをこなしていますが、これらを普通にこなせるようになるまでに遠回りをしたことは間違いないのです。遠回りをしたからこそ気づけたこともありますが、近道を出来るならしてもいいと思います。近道出来れば人よりも視野が広がり安いですし、次のステップに進みやすくなると思います。